蛍といえば夏の風物詩の一つじゃよね。
ワシも蛍を見るのは好きじゃよ。きれいじゃからね。
だけれども蛍にまつわる少し怖くて悲しいお話があるのじゃ。
蛍合戦という妖怪がおるんじゃね。
古戦場で死んだ武者の魂が蛍となって死んだ後も両軍に分かれて合戦を行うというものなのじゃ。
そういえば蛍の光は美しいだけでなくどこか悲しげな感じもするのぉ・・・・。
平安時代の女流歌人、和泉式部も
「物思へば沢の蛍もわが身よりあくがれいいずる魂かとぞ見る」
と歌っておる。
これは蛍の姿がまるでわが身から離れた魂のように見えるという歌なんじゃよね。
もしかしたらお主らの家のそばの川にいる蛍も誰かの魂かも知れんぞい。
テーマ : 妖怪 - ジャンル : サブカル
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